催眠(トランス)状態に入った被験者に対して次に行うのが催眠暗示です。

催眠術は暗示で始まり暗示で終わります。

暗示とは言葉や合図などにより、被験者の思考、感覚、行動等を術者が操作、誘導する事です。

この暗示という心理作用は人によってかかりやすさが変わり、睡眠不足や疲れているなど体の状態でも変化する。

中でも深い催眠状態に入った被験者には暗示の効果は抜群で、これをもってテレビで観たような催眠を行うのである。

暗示によってメンタルのケアや心身症、神経症の治療を行うとこも可能で、催眠療法(ヒプノセラピー)として知られている。

関連ページ:催眠療法(ヒプノセラピー)とは?【目的・効果】

催眠暗示をうまく入れるコツは次の三つです

  1. お願いや命令は使ってはいけない
  2. 「前暗示」「刺激」「追い込み暗示」
  3. 指示と暗示の区別をハッキリさせる
  4. ジェスチャー(非言語)で表現する
  5. 被験性が高い順に催眠暗示を入れる

より詳細な解説は関連ページをご覧ください!

関連ページ:催眠術での催眠暗示の基本とコツ

催眠暗示の種類

催眠暗示は催眠術のネタになる部分で、大きく分けて3つあります。

  1. 運動支配
  2. 感情支配
  3. 記憶支配

基本的に催眠術をする際は上から順番に催眠暗示をかけていきます。

それぞれに分類し、気になる催眠暗示をご覧ください。

リンク先のページには、代表的な暗示分とその催眠術を行う際のポイントを解説しています。

運動支配

軽トランス状態で催眠暗示が成功すると言われています。

体の運動機能を操作することができます。

代表的な運動支配の催眠暗示は以下になります。

感情支配

中トランス状態で催眠暗示が成功すると言われています。

感情や感覚を操作することができます。

代表的な感情支配の催眠暗示は以下になります。

記憶支配

深トランス状態で催眠暗示が成功すると言われています。

記憶や視覚・聴覚を操作することができます。

代表的な記憶支配の催眠暗示は以下になります。

直接暗示と間接暗示

通常イメージする催眠術では直接暗示と呼ばれる催眠暗示が使われています。

1.2.3、椅子から立てない

というものです。これは、イメージがしやすいと思います。

しかし、催眠暗示のやり方はこれだけではなくてなにげない会話をしているように見せて催眠暗示をかけるやり方もあります。

それが、間接暗示と呼ばれるものです。

体の力が抜けて、足に力が入らない

このような暗示で『椅子から立てなくする』というものです。

間接暗示は日常生活の会話に溶け込ませることができます。間接暗示のテクニックがふんだんに使われているのが現代催眠(エリクソン催眠)やNLPなどになります。


催眠暗示を覚えたらもうすぐにでも催眠術師と名乗っても大丈夫ですよ。

催眠を終えたら最後には、しっかりと覚醒(暗示を解いて頭をすっきりさせる)を行ってください。

催眠術師の仕事は『かけて、解く』までです。しっかりと覚醒もマスターしましょう!

覚醒とは?