テレビでしか催眠術を見たことがない人の中には、

催眠状態はぐったりと眠っている状態

と思っている方も多いと思いますが、それは間違いです。

催眠という言葉を聞くと『自分とは無関係なこと』という風に感じてしまいがちですが、決してそのようなことはありません。

誰もが日々生活をする中で何度も催眠(トランス)状態になっています。

  • 朝起きてぼーっとしている時
  • 夜寝る前のうとうとしている時
  • ゲームに熱中して周りが見えない時
  • テレビや映画を見ている時
  • 気づいたら家まで帰っていた時
  • 座禅・瞑想をしている時
  • ヨガ・ストレッチをしている時

これらは専門用語では『催眠様状態』と言います。

催眠様状態は日々生活する上で知らず知らずになる催眠状態に似た状態のことですが、

催眠状態の時は

  • 起きている
  • リラックスしている
  • イメージが浮かびやすい
  • 心に働きかけやすい

などの状態です。

逆に誤った催眠状態の認識は

  • 寝ている
  • 意識を失っている
  • 騙されやすい
  • 他人に操られている

などの状態です。

催眠ショーや催眠療法(ヒプノセラピー)中には催眠術師・催眠療法士(ヒプノセラピスト)から働きかけにより強制的に催眠状態へ誘導されています。

催眠術・催眠療法(ヒプノセラピー)ではまずは催眠(トランス)状態に誘導する

催眠術・催眠療法(ヒプノセラピー)を行う場合まず最初に催眠(トランス)状態に被験者を誘導していきます。

催眠状態では言葉(暗示)が無意識(潜在意識)に届きやすくなり、催眠誘導が可能になります。

催眠誘導とは

  • 手が固まる
  • 笑いが止まらなくなる
  • 幻覚が見える
  • 人前に出ても恥ずかしくなくなる
  • トラウマが大したことじゃないと思える

などになります。

イメージとしては、テレビで催眠術師が人を操っているところだと考えてもらえばわかりやすいと思います。

催眠(トランス)状態に誘導する方法

ラポール構築

被験性テスト

深化法

催眠暗示

催眠(トランス)状態にするためには、上の一連の流れで誘導していきます。

催眠(トランス)状態には深さがあり、段階的に催眠(トランス)状態を深めていく必要があります。

トランス状態の深さによって、

軽トランス⇒中トランス⇒深トランスと呼ばれますが、トランスの深さによって誘導可能となる領域が異なります。

  1. 軽トランス=運動支配(手が固まる等)
  2. 中トランス=感情支配(笑いが止まらない等)
  3. 深トランス=記憶支配(自分の名前を忘れる等)

これには個人差がありますが、一般的にはこのように言われています。

催眠(トランス)状態に関して理解できたかと思います。

次は、催眠(トランス)状態へ誘導するために知っておきたい、意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)についてご紹介していきます。

次のページ⇒意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)について