催眠や心理学等に関する用語を簡単に解説しています。

さらに詳しい解説は用語解説の下にあるリンク先から。

ア行

アーロン・深度スケール・・・トランスの深さを判定する方法、6のレベルに分ける。

暗示・・・言葉や特定の条件により催眠被験者を誘導する事

関連ページ:催眠暗示とは?代表的な暗示まとめ

アディクション(嗜癖)・・・止めようと思っても止められない悪い習慣のこと。

簡単に言えば依存症である。ヒプノセラピーによって治療を行うことも

一次的被暗示性・・・催眠を引き起こすためだけの暗示と被催眠性を示すことを言います。

運動支配・・・腕が曲がらなくなる、立てなくなる等の身体の動きや筋肉に関する催眠。比較的かかる人が多い

イメージ力・・・想像する力。レモンを口に含む想像をすると唾液が出る人が多いようにイメージの力は絶大で催眠被験者のイメージ力を使って催眠を行う事もある

カ行

解除反応(アブリアクション)・・・抑圧された深いな記憶を掘り起こし、その経験にかかわる感情を言葉や行動と言う形で表現させること。

解離・・・被催眠者に本来備わっている能力で今そこにある環境から遊離する能力。

覚醒・・・催眠状態に入った被験者が通常の状態に戻るいわば催眠術が解かれた状態にすること

関連ページ:覚醒とは?催眠状態を解き頭をすっきりさせる

カタレプシー・・・身体の一部が金縛りのように硬直する事。催眠誘導の初期段階に行う事が多い。

カタルシス効果・・・被験者の不安や苦悩、怒り等の感情を言葉にして表現すると、その苦痛が解消され、安堵感や安定感を得ることができます。

この効果を精神分析の用語では、カタルシス効果と呼び、「心の浄化作用」とも表現される。

心理治療で、カウンセラーが話を聴き、被験者の不満や鬱積したものを吐き出させるようにすると、被験者は安堵感や安定感を得ることができる。

これがカタルシス効果、相談者とカウンセラーの信頼関係、ラポールを構築するのに役立つ。

感情の橋テクニック・・・クライアントを強い感情状態に誘導し、同じ感情を感じた過去のできごとを思い出すように促すことで過去の重要な記憶を思い出させるテクニック。年齢退行催眠にて用いる。

間接催眠・・・被催眠者に気づかれずに催眠状態を作ること。

記憶支配・・・自分の名前を忘れる、幻覚が見える等の非常に深い催眠。この段階までかかるようになると想像出来る事は大体可能となる

恐怖症・・・ある特定のものに対して異常な恐怖を覚えること。

有名なものだと高所恐怖症、先端恐怖症などがある。ヒプノセラピーで治療を行うことも可能

強迫神経症・・・手を何度も洗ってしまう、戸締りが気になって何度も確かめてしまうなど自分でも繰り返してることは自覚してるのにその行為に執着し、同じことを繰り返してしまう症状。

感情支配・・・好きになる嫌いになる、面白くて仕方がない等の感情に関する催眠。かかった反応が分かりやすく面白い

凝視法・・・ある一つのものだけを集中させ見つめさせ意識を集中させる方法。

手のカタレプシーを行うときに被験者に固まる部位を凝視させたりなど

驚愕法・・・手を叩く、指パッチン、体の一部を触るなど何らかの方法で被験者を驚かせ暗示を入れる方法。

例えば「3つかぞえると立てなくなります3、2、1ハイッ!(指パッチン、)」など暗示を入れる瞬間に行うことが多い。

偽薬法・・・医師によってのみ行われる想像上の注射や砂糖の錠剤による暗示、プラシーボ効果

権威的誘導・・・強制力があり、力強く、支配的で、直接的な誘導。

健忘・・・記憶の喪失、一時的な記憶の喪失を選択的健忘と言う。

幻覚・・・見えないものが見える状態を正の幻覚、見えているものが見えなくなる状態を負の幻覚と言う。

黒板誘導法・・・深化法の一つ。被験者に黒板に数字、そしてアルファベットを書いてもらうのを想像してもらいその間に暗示を読み上げる。

被験者に別のことに集中してもらい無意識に暗示を入れていくという方法

後催眠暗示・・・催眠中の暗示による変化の影響を覚醒後も継続させる暗示

高度記憶増進現象・・・顕在意識化で忘れている出来事を思い出すこと。

サ行

サイガニック効果・・・終了した課題よりも中断した課題の方が思い出されやすいという傾向。

催眠状態・・・変性意識状態、トランス状態とも言い普段とは違う心理状態。催眠被験者を催眠状態に誘導し催眠を行う

関連ページ:催眠(トランス)状態とは?催眠誘導をする方法

催眠被験者・・・催眠術をかけられる人。被験者を探すのが駆け出し催眠術師には1番難しいかもしれない

催眠療法(ヒプノセラピー)・・・催眠状態を利用した心理療法の一つ。潜在意識に呼びかけトラウマから立ち直ったりやる気が出るなどを行うことができる

関連ページ:催眠療法(ヒプノセラピー)とは?【目的・効果】

催眠様状態・・・催眠に近い感じの状態、テレビに集中している時読書をしている時などに起きる軽い催眠状態。

サブリミナル・メッセージ・・・「コーク」というメッセージが映画のスクリーンに閃くと飲みたくなるという無意識への刷り込み。

思考停止法・・・非現実的、非生産的、不安を呼び起こすような必要のない考えを消し去る方法。

自己催眠・・・通常他者から行われる催眠誘導を自身で行うこと。

関連ページ:自己催眠(自己暗示)のやり方 | 心と環境の準備と暗示文を紹介

失感情症・・・アレキシサイミアとも呼ばれる心の病、自らの感情を自覚・認知したり表現することが不得意で、空想力・想像力に欠ける傾向のことをさす。

名前のイメージから勘違いされがちだが感情を失うわけではなく、あくまで感情を認知することの障害である。

この症状の患者は豊かなラポールを築けないといわれている。

自由連想法・・・患者にひたすら話をさせる方法。

シュブルールの振り子・・・催眠黎明期に活躍したフランス人ヒプノセラピストにちなんでつけられた被験性テストの名称。

関連ページ:振り子のやり方・解説

受容的誘導・・・穏やかな口調で、指示的ではないが説得力がある誘導。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)・・・強い精神的ショックを受けたことによる苦痛や生活に支障をきたす障害

薬による治療も行われているがカウンセラーによるヒプノセラピーなどの心理治療も推奨されている。

弛緩・・・身体の力が抜け筋肉が緩んでいる状態。

条件反射・・・経験などから身についた反射行動、梅干を見ると唾が出てくるなど何らかの条件を満たすとこれまでの経験や訓練から反射的に行動してしまう。

これを利用した被験性テストなども存在する。

深化法・・・より深い催眠状態に誘導する方法「体の力が抜けていく」等のリラックスした状態に持っていく

関連ページ:深化法とは?【目的・効果】

神経性拒食症・・・生命に関わる精神神経学的症候群。若い女性がやせ細り、衰弱するまで食事制限を行います。

スタンフォード・スケール・・・トランスの深さを判定する方法、12のレベルに分ける。

精神遅滞者・・・IQ70以下の者

前世療法・・・催眠状態下にて前世の記憶を呼び起こすこと、その前世がイメージかそうではないかはここでは触れないことにします。

タ行

段階的リラクゼーション・・・ヒプノセラピーで利用される深化法の一つ。10分~20分かけて受容的な誘導によりトランス状態を深める方法

関連ページ:深化法とは?【目的・効果】

トランス状態・・・変性意識状態、催眠状態とも言い普段とは違う心理状態。催眠被験者をトランス状態に誘導し催眠を行う

関連ページ:催眠(トランス)状態とは?催眠誘導をする方法

チューニング法・・・被験者の癖、特に意識してなさそうな癖を真似して行うこと。

被験者は無意識に同調しラポールを構築しやすくなる。

知覚敏感・・・催眠暗示によって、五感を研ぎ澄ますことができます。

デイビス・ハズバンド法・・・トランスの深さを判定する方法、30のレベルに分ける

転移・・・臨床心理学用語でS.フロイトが提唱したもの。

クライエント(相談をする人)がセラピスト(相談をする人)に過去に出会った重要な人物に抱いた感情を抱くもの。陽性・陰性に分けられ陽性は好ましい感情、陰性はネガティブな感情を抱くこと

ドクターフラワーズ法・・・未来時制、現在時制、凝視法、カウントダウンを用いた伝統的な深化法

ナ行

ナンシー学派・・・パリの医師、オーギュスト・リエボーを創立者とする催眠トランスと暗示の概念を確立した集団「催眠は言葉による影響が大きい」と主張し言語暗示説を唱えた

二次的被暗示性・・・自己催眠暗示などを含めたその他のすべての暗示のことを言い、特に自己を啓発するためのすべての後催眠暗示と催眠を伴わない暗示を言います。

年齢順行・・・疑似的な時間間隔の方向性。被催眠者は、現在にいながら未来に生きているという幻覚を見る。

年齢退行催眠・・・感情を解放する目的で、年齢を遡って感情的な問題を取り除く催眠療法の一つ。

関連ページ:退行催眠とは?【目的・注意点・ポイント】

ハ行

ハイデルベルク事件・・・1930年、ドイツで起こった催眠術を使った殺人未遂事件。催眠術が悪用された例

ハイウェイ催眠(高速道路催眠現象)・・・高速道路や真っすぐの長い道路を走行中に運転者が眠気などを催す現象。

パブロフ理論・・・古典的な条件付けーベルを鳴らすと犬はよだれを垂らす。

ハロー効果・・・人を評価する際に一つの特徴の良し悪しで、その人に別の側面も評価してしまうこと。

例えばデスクがきれいな人を見るとこの人は、仕事がバリバリできる人だ、と思い込む等

パーソナルスペース・・・コミュニケーションをとる相手が自分に近づくことを許せる自分の範囲(心理的縄張り)

人は近づかれ過ぎると不快感を感じます、催眠を行う際、被験者のパーソナルスペースを見極め、適度な距離感が大切です。

非言語催眠・・・言葉を使わずに行う催眠誘導

被験性・・・催眠術のかかりやすさ。被験者の素養も有るが術者とのラポールによって変動する

被催眠性・・・被験性と同意語

被験性テスト・・・被験性がどれ程か確かめるテスト。催眠誘導の前に行う事が多く有名なものではフィンガースティックがある

関連ページ:被験性テストとは?【目的・効果】

ピグマリオン効果・・・人間は期待された通りの成果を出す傾向がある。と提唱されたもの。

期待をこめられた人の能力は向上するのですが過度な期待はプレッシャーの元

ヒプノバース・・・出産時の痛みを催眠によって和らげるテクニック。

ヒプナゴギック・・・起きている状態と寝ている状態の真ん中の中間状態。

米国催眠士協会(NGH)・・・アメリカで最も規模の大きい催眠士協会の一つ。National Guild of Hypnotists.

フィンガースティック・・・被験性テストの一つ。指がくっつく誘導とも言われ非常に簡単でほとんどの人が反応する被験性を見るのに適した誘導

関連ページ:フィンガースティックのやり方・解説

フィードバック・メソッド・・・過去にトランス状態に入りやすかった感覚を思い出してもらい、トランス状態に素早く誘導するテクニック。

変性意識状態・・・意識の状態の1つ。信号待ちでボーっとしてる時、声をかけられたのに気がつかなかった時、瞑想している時などに起こる。定義は曖昧で人によって言い方が違う

関連ページ:催眠(トランス)状態とは?催眠誘導をする方法

ブーメラン効果・・・人は、あからさまに説得されればされるほど反発し、説得が逆効果になることをブーメラン効果という。いたすら説得するのではなく駆け引きをで誘導するのがコミュニケーションでは大事

プラシーボ効果・・・偽薬効果とも言われる思い込みで起こる現象。

薬だと信じ込み偽薬を飲めば何らかの改善が見られたことから発見された

フラクショネーション・・・催眠を深める方法、催眠に入れたり、出したりを繰り返す。

分割弛緩法・・・深化法の一つ、体の部位を順番に弛緩・リラックスさせていき深化を行う。

基本的に上から下に行うことが多い、例えば頭~目~頬~口~など

偏執病者・・・不信感、猜疑心の強すぎる者。

ボスチャル・スウェイ(身体の揺れ)テスト・・・後倒暗示性テストとも呼ばれる。当ブログでは立位後倒法と呼んでいます。

関連ページ:立位後倒法のやり方・解説

マ行

ミラーリング法・・・鏡のように被験者と同じ動きを気づかれないように行い被験者に無意識に仲間意識を植え付けるテクニック。

無意識・・・潜在意識とも呼ばれ瞬きや癖など普段は自覚していない意識。無意識は意識より影響力が強いと言われ、潜在意識に暗示を入れる事で催眠被験者に催眠を行う

目の不動テスト・・・まぶたが開かなくなるカタレプシー

ヤ行

誘導・・・文字通り誘い導く事。言葉や合図などで催眠状態へ導く

ラ行

ラポール・・・心理学用語で信頼関係の意。催眠被験者とのラポール構築はその後の催眠誘導を円滑に行う

関連ページ:ラポール構築とは?【目的・効果】

ラストイントネーション・・・言葉の強弱だけで暗示のワンフレーズを伝える方法。

例えば暗示文を読み上げている際にここで入れるぞ!という場面で言葉を強くはっきりと言ったりする

リハーサル・テクニック・・・クライアントに「ふりをする」ように誘導し、催眠にかかっているように振舞ってもらうことにより本当にトランス状態に持っていくテクニック。

ルクロン・ボルドー法・・・トランスの深さを判定する方法、50のレベルに分ける。

レイプ・ファンタジー・・・転移現象の一つで神経症的なクライアントは性的な攻撃・体験が実際にあったと思い込みます。

ワ行